出版社内容情報
日常生活と家族関係,三度の外国旅行などの知られざるエピソードを織り混ぜながら,人間臭くかつ小市民的ですらある教師像,矛盾と謎に満ちた哲学者の相貌を描く。
内容説明
その日常生活と家族関係、三度の外国旅行などの知られざるエピソードを織り混ぜながら、人間臭くかつ小市民的ですらある教師像、矛盾と謎に満ちた哲学者の相貌とともに、「哲学の英雄時代」の群像を生き生きと描く。生活史の地平から哲学史の理解へ、待望の大ヘーゲル伝。
目次
家系
テュービンゲン神学院にて
君主制と共和制の間
家庭教師時代
シェリングの徒弟として
ドイツ観念論の最古の体系プログラム
イェーナ対テュービンゲン
ヘルダーリーン
シェリング
ベルンとフランクフルトの間〔ほか〕