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出版社内容情報
ヘルダーリン,ジョン・クレア,オーウェルらを時代の証人に,自らを現代の証人にして,学問や芸術の不確かさと虚しさ,科学の不遜さ・傲慢さを辛辣に諷刺,告発。
内容説明
ヘルダーリーン、ジョン・クレアなど狂気の詩人たち、スウィフト、トルストイ、オーウェルなど文学者をそれぞれの時代の証人に、そして科学者としての自からを現代の証人にし、学問と芸術の不確かさ・虚しさについて洒脱さの中にも痛烈・辛辣な文明風刺を展開。人間的なもの喪失した現代人への警句。
目次
1 読むことと書くことについて
2 黙示録的な美
3 狂気の詩人について
4 「別なもの」をめぐる言語考察
5 風刺詩を書く難しさについて
6 放棄された創造に関する覚え書き
7 昔、12月2日に
8 カール・フィリップ・モーリッツのいくつかの言葉について
9 道あって目標が決まる
10 天にまで伸びよという樹木への要請