出版社内容情報
ウィトゲンシュタインとニーチェへの共感のもとに,科学主義にひそむ形而上学と全体主義的思考への鋭利な批判を展開しつつ生への賛歌を語る哲学的マニフェスト。
内容説明
ウィトゲンシュタインとニーチェへの圧倒的な共感のもとに、科学主義に潜む形而上学と全体主義的思考への鋭利な批判を展開しつつ、爽やかな生への賛歌を語る。野生と文明の境界を超えて未踏の領野に挑む、デュルの博大なパースペクティヴとその哲学的出発点を示す。
目次
第1章 認識の根拠
第2章 自己意識と自己言及
第3章 他者の意識