叢書・ウニベルシタス<br> ナチズムと私の生活―仙台からの告発

叢書・ウニベルシタス
ナチズムと私の生活―仙台からの告発

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  • サイズ B6判/ページ数 274,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588003257
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1323

出版社内容情報

ナチに追われて来日,東北大学で五年間教鞭をとった著者が,青年期からの遍歴を回想,フッセルやハイデガーらとの交際,迫害の体験と見聞,知識人の動向等を記す。

内容説明

ナチの手を逃れて来日、東北大学で5年間教鞭をとった哲学者レーヴィットは、仙台滞在中、青年期からの生活と学問的遍歴を回想し、1933年前後の政治と社会状況、フッセルやハイデガーらの印象、迫害の体験と亡命者たちの動向を、克明に書き残した。貴重な現代史の証言。

目次

戦争と捕虜生活
ヒトラー以前および以後のニーチェ
故郷での出迎え
二人のドイツ男性
シユテファン・ゲオルゲのサークルと、ナチズムのイデオロギー
オスヴァルト・シュペングラーとカール・バルト
マルティーン・ハイデガーの時間の哲学
ハイデガーの人柄
ユダヤ人問題にたいするBの姿勢
インフレーションのために無一物になる
マールブルクへもどって、大学教員資格を取得する
1933年のドイツ人の「決起」と、マールブルク大学でのわたしの最後の講義
イタリア人とドイツ人
ローマにおけるナチズムの教授たち
ローマのドイツ人亡命者たち
ユダヤ人がイタリアから追放される
マールブルク大学のユダヤ人またはアーリア人の運命
日本到着
仙台における或るイタリア人閣下と或るドイツ人枢密顧問官
日本にいるドイツ人とのわたしの交際
同時にドイツ人でありユダヤ人である
わが思索のあゆみ(1959年)〔ほか〕

感想・レビュー

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夜間飛行

51
第一次大戦で負傷した著者は、ナチス時代になって大学の同僚がドイツとユダヤに分断されていく状況に苦しむ。反ユダヤ政策を何の疑問も持たず受け容れる同僚に不信を募らせる一方、自分たちユダヤ人の中にもナチス礼讃者もいれば、ドイツ的知を捨て異郷を漂うように生きていく者もいる…そういう混沌とした状況を淡々と述べる文体は、冷静さゆえ逆に知性の受けた傷を強く印象づけている。曰く、我々の《誰がナチズムのために道ならしをしなかったろうか?》 この時代の知性は、ニーチェの投げた問を多かれ少なかれ自らの生に反映させているようだ。2015/07/05

Ex libris 毒餃子

2
ハイデガーやフッサールとの関わりや当時の在日ドイツ人の様相がわかる。2015/12/21

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