叢書・ウニベルシタス<br> 知覚の本性―初期論文集

叢書・ウニベルシタス
知覚の本性―初期論文集

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  • サイズ B6判/ページ数 152,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588002526
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1310

出版社内容情報

現象学とゲシュタルト心理学に取り組み,主著『知覚の現象学』・『行動の構造』に結実するまでの初期作品を収め,メルロ = ポンティの思想の生成過程をあとづける。

内容説明

ベルクソン、フッサール、ハイデガー、サルトル等の影響の下に哲学・心理学の根本的変革をめざして現象学とゲシュタルト心理学に取り組み、『知覚の現象学』『行動の構造』に結実するまでの初期作品を収め、主知主義・経験主義批判の思想の生成過程をあとづける。

目次

知覚の本性に関する研究計画
知覚の本性(知覚の生理学と病理学;知覚の哲学;知覚の心理学)
キリスト教とルサンチマン
『存在と所有』
J・P・サルトル著『想像力』
J・P・サルトル著『蠅』
実存の哲学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

∃.狂茶党

5
ニーチェとともに、(批判というか、解答という形でニーチェとともにあるように思えます)キリスト教のルサンチマンを読み解き、真のキリスト教は、そのようなところにはいないのだと告げる文章は、敬虔な言葉であるが、解説によると、キリスト教から離れたのちに綴られた文章らしい。 神学は異教徒のためにある。 ポンティの綴った言葉は、キリスト教について一つの扉となるものに思える。 サルトルについて、同時進行の言葉と、回顧の言葉の温度差が、何かしらの失望を含んでいるようです。 (わたしはサルトルに疎い) :再読2022/10/23

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