叢書・ウニベルシタス<br> ヨーロッパを考える

叢書・ウニベルシタス
ヨーロッパを考える

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588002489
  • NDC分類 230.04

出版社内容情報

ヨーロッパエッセイ賞受賞 歴史と文化を探索し,自らの精神のドラマを回想しつつ,経済・政治・精神・文化等すべてが脆くて年老いた〈運命共同体〉ヨーロッパの新たな変身と再生をうながす。

内容説明

ヨーロッパの歴史と文化の探索に旅し、自らの精神のドラマを回想しつつ、ヨーロッパを多様で複合的なひとつの統一体として考察。経済・政治・精神・文化等々すべてが脆くて年老いた、そして核と全体主義の脅威に曝された〈運命共同体ヨーロッパ〉の新たな変身と再生を促す。1987年ヨーロッパ・エッセイ賞受賞。

目次

序章 反欧州主義者の回想
第1章 ヨーロッパの変身(ヨーロッパ前のヨーロッパ;中世ヨーロッパ;たぎるヨーロッパ;基礎のない基礎)
第2章 文化の培地(文化の渦;ギリシャの再授精;ヒューマニズムの冒険;理性の冒険;科学の冒険;思考の冒険;ヨーロッパの文化的同一性)
第3章 新しい意識(最初のヨーロッパ;同一性の変化;文化と文明の危機;もろさ)
第4章 運命共同体(共通の運命;共通の脅威;先導者を照らせ)
終章 超‐国家的な地方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきじん

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社会学者モラン氏が文字通りヨーロッパについて色々考えたエッセイ集。勉強になった。主張は衝突も含むディアロジックがヨーロッパの今後には重要である、という事。時々、説明省いて結論へという所はあるが、読みやすかった。ヨガや座禅も少し良いという話は面白かった。2022/12/05

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