内容説明
二〇〇二年から実施される学習指導要領によって、小学校の国語科で手紙の書き方を学習させることになった。近況報告、依頼、お礼、問い合わせなどの手紙である。しかし、これを指導しなければならない教師の中にも、手紙の書き方をよくは知らない人がいるようだ。本書は、全くの基礎から手紙の書き方を身につけるための手引書である。
目次
1 手紙の用語と型を知ろう(手紙は、話し言葉よりも丁寧に;手紙の型の基本 ほか)
2 よい手紙を書くための目を養おう(悪文を修正する;表現が不完全 ほか)
3 手紙を書いてみよう(練習の方法;手紙文作成システムの使い方)
4 「デートのお誘い」「弟子入り志願」などの手紙を書いて遊ぶ(文章構成の効用;女子大生、手紙作成システムを利用して書く)
著者等紹介
樺島忠夫[カバシマタダオ]
大阪府立大学名誉教授。(財)日本漢字能力検定協会評議員。日本語文章能力検定協会顧問
広滝道代[ヒロタキミチヨ]
平安女学院短期大学助教授
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