内容説明
「レジリアンシー＝心の回復力」が、子どもを救う！どんなに傷ついても立ち上がる。トラウマに負けないしなやかな心の育み方を教えてくれる、トラウマの予防とそのケアに欠かせない必読の一冊。
目次
序章（隠された記憶がよみがえるとき；心やさしい赤毛の少年；傷を負った人たちの創造力 ほか）
第１章 青虫の時代―ことばを得る以前（胎児と外界とのコミュニケーション；母親の精神状態と胎児への影響；「この子を産んで、ごめんなさい」 ほか）
第２章 蝶の時代―ことばを獲得してから（芝居を演じると怪物は消える；心の玉突き事故；トラウマの情動と身体的ショック ほか）
著者等紹介
シリュルニック，ボリス［シリュルニック，ボリス］［Ｃｙｒｕｌｎｉｋ，Ｂｏｒｉｓ］
フランスの精神科医で行動心理学の専門家
斎藤学［サイトウサトル］
１９４１年東京生まれ。慶応大学医学部卒業。現在は家族機能研究所代表。アルコール依存、児童虐待、過食症、拒食症などに取り組み、これらの依存症に悩む人たちのための自助グループなどを援助。行動する精神科医として活躍中
柴田都志子［シバタトシコ］
国際基督教大学卒業。出版社勤務を経て、フランスに留学。英仏語翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緑のたぬき
0
育児本かと思いきや、環境や周囲の大人が子供に与える精神的影響について書かれた本であった。子供が、戦争、殺戮、家庭内虐待を受けたときにどのように反応するか。その時に信頼でき愛情のある大人がそばにいるかどうかが重要とのこと。2020/01/08
