内容説明
中日ドラゴンズを評してよく言われる言葉「不気味」。なぜ、中日ドラゴンズは「不気味」なチームといわれるのか。2010年シーズンのセ・リーグを制覇し、9年連続でAクラス入りを果たした“負けない”球団の秘密に、元中日ドラゴンズのエース、今中慎二が迫る。常勝球団を築きつつある落合博満はじめ、星野仙一、高木守道らの監督力。他球団を圧倒する投手力はどのように生まれたのか。そして、知られざる伝統の力とは。今こそ知りたい、中日ドラゴンズのすべて。
目次
第1章 中日ドラゴンズが勝つ「当たり前の理由」―明確なシーズンプラン(ドラゴンズが強いシンプルな理由;夏場に勝つ、という当たり前 ほか)
第2章 中日ドラゴンズの「不気味」さの理由―先入観を作りだすメディア対策(落合監督のメディア対策と先入観;マイナス要素は言わない ほか)
第3章 中日ドラゴンズの監督力―星野イズムと落合イズム(熱血監督、星野仙一;最“恐”「星野ミーティング」 ほか)
第4章 中日ドラゴンズの伝統力―なぜ、投手力が強いのか(ドラゴンズの伝統「投手力」と2010年;「5勝」投手論 ほか)
第5章 中日ドラゴンズと未来―ファンと一体感のあるチームに(ヤクルトに弱い理由;若手野手に欲しい「自覚」 ほか)
著者等紹介
今中慎二[イマナカシンジ]
1971年3月6日生まれ。大阪府出身。89年、大阪桐蔭高校からドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団。2年目から二桁勝利を挙げるなど、以降ドラゴンズのエースとして活躍。100キロを切るスローカーブと150キロに迫る速球を武器に、93年には沢村賞、最多賞、最多奪三振賞、ゴールデングラブ賞、ベストナインを獲得。その後、肩の怪我もあり、2001年シーズン終了後、現役引退。通算成績は91勝69敗、防御率3・15。現在はNHK、中日スポーツでプロ野球解説者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
katoyann
再び読書
Gatsby
Kaz