内容説明
かつて多かった「脳血管性痴呆」に代わり、いま日本ではアルツハイマー病が増加している。なぜアルツハイマー病は増えているのか?アルツハイマー病以外の痴呆症には何がある?ぼけるのは老化で仕方がないことなのか、それとも予防は可能なのか?「ぼけ」を生活習慣病としてとらえなおし、日常生活からの予防のポイントを解説する。
目次
第1章 アルツハイマー病が増えている
第2章 アルツハイマー病とは
第3章 アルツハイマー病の診断と治療
第4章 アルツハイマー病以外の痴呆症
第5章 アルツハイマー病の原因となる血管病
第6章 脳動脈硬化を防ぐ
第7章 アルツハイマー病と食生活
第8章 脳の老化を防ぐ
第9章 ぼけやすい人・ぼけにくい人
著者等紹介
大友英一[オオトモエイイチ]
1928年秋田県生まれ。東京大学医学部卒業後、同大学付属病院沖中内科に入局。その後アメリカのメリーランド大学神経内科に留学、帰国後老人医療を専門とする社会福祉法人浴風会病院に勤務。83年より同病院院長。日本老年医学会理事、日本神経学会理事、日本老年精神医学会理事なども務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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