平凡社ライブラリー
荷風文学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582765441
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0391

内容説明

現代最高文学の最高批評出づ―偏奇館先生を俎上にのぼせてこれを縦横に料理した黄眠洞主人の腕の冴え!批評のクライテリオン。

目次

永井荷風とその時代
永井荷風の芸術
輓近の荷風文学
荷風の私窩子文学
おもかげ
永井荷風の思想的立場を論ず
荷風俳諧の粋
荷風vs.潤一郎 附秋声
下谷文人補註
荷風文学補註

著者等紹介

日夏耿之介[ヒナツコウノスケ]
1890‐1971年。狷介孤高で知られる学匠詩人。視覚と聴覚の錯綜美たる「ゴシック・ロオマン体」と称される荘重幽玄な作風が名高いが、古今東西にわたる深い学識に裏づけされた鋭い批評力と確かな鑑識眼も稀有である
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