出版社内容情報
日米ともに人種に対する偏見と差別をつのらせて戦われた太平洋戦争。その実態と歴史的背景を克明に追った大著。『敗北を抱きしめて』の前著として必読。「9月11日」以後についての緊急寄稿を付す。
内容説明
『敗北を抱きしめて』の前著として合わせて読まれるべき戦慄の探究。同時多発テロとそれ以後についての特別寄稿を付す。
目次
第1部 敵(人種戦争のパターン;「汝の敵を知れ」;戦争憎悪と戦争犯罪)
第2部 欧米人から見た戦争(猿その他;劣等人と超人;原始人・子供・狂人;イエロー・レッド・ブラックマン)
第3部 日本人から見た戦争(純粋な自己;鬼のような他者:「大和民族を中核とする世界政策」)
第4部 エピローグ(戦争から平和へ)
著者等紹介
ダワー,ジョン・W.[ダワー,ジョンW.][Dower,John W.]
1938年アメリカ、ロード・アイランド州生まれ。ハーバード大学で博士号取得。歴史学者。現在、マサチューセッツ工科大学教授(歴史学)
猿谷要[サルヤカナメ]
1923年東京生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業後、同大学院修了。日本大学教授、ハーバード、ハウイ、コロンビアなどの各大学客員研究員を経て、東京女子大学教授。現在、同大学名誉教授。専攻アメリカ史
斎藤元一[サイトウゲンイチ]
1941年東京生まれ。早稲田大学第一政経学部経済学科卒業後、NHK放送記者を経て渡米、ペンシルベニア州立大学(アメリカ研究)、カリフォルニア大学バークレー校(政治学)でそれぞれ修士課程修了。ハーバード大学客員研究員、早稲田大学講師などを経て、現在、国士館大学教授
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感想・レビュー
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おさむ
James Hayashi
金吾
funuu
kan