内容説明
「近代の病」ナショナリズムは、克服することができるのか?グローバル化時代の難問に応える基本テキストを詳しく解析。
目次
J・G・フィヒテ『ドイツ国民に告ぐ』
J・E・ルナン『国民とは何か』
I・V・スターリン『マルクス主義と民族問題』
田辺元『「種の論理」論文集』
西田幾多郎『日本文化の問題』
F・ハーツ『歴史と政治における国民性』
H・コーン『ナショナリズムの思想』
E・H・カー『ナショナリズムとそれ以後』
丸山真男『現代政治の思想と行動』
H・アーレント『全体主義の起源』〔ほか〕
著者等紹介
大沢真幸[オオサワマサチ]
1958年長野県松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士号取得。千葉大学講師、助教授をへて、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授。専攻、理論社会学・比較社会学
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