内容説明
「子育てを社会的にサポートしよう!」という動きが国内で高まりつつある。そして世界には、すぐれた施策や市民活動を展開している国々が多数存在する。本書では、デンマーク・スウェーデン・フランス・ニュージーランド・カナダ・アメリカの6か国を取り上げて、社会背景とともに育児理念・法制度・保育サービスの種類などを紹介。これからの子育て支援、社会のあり方を考えるうえで役立つ情報満載の1冊。
目次
子育て支援の基礎データ
デンマーク―女性の社会進出が進む国
スウェーデン―世界の福祉をリードする国
フランス―子どもへの投資を惜しまない国
ニュージーランド―博愛の精神で支えあう国
カナダ―高い人権意識を持つ国
アメリカ―自主自立、自助努力の国
著者等紹介
汐見稔幸[シオミトシユキ]
東京大学教育学部卒、同大学院教育学研究科博士課程修了。駒沢大学を経て東京大学教育学部へ、現在同大学大学院教育学研究科教授。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。三人の子どもの子育てにかかわって男性の育児参加、家庭参加の大事さを実感。男性の育児・家庭参加を呼びかけている。今は、幼児教育の重要性を世間が認識できる社会をつくるために何をなすべきかを模索中
大枝桂子[オオエダケイコ]
早稲田大学教育学部教育学科社会教育専修卒。1994年に「平成育児INGライフ研究所」設立。現在、育児支援者のための情報誌『るーぷる』(子ども劇場全国センター)の編集の他、主に育児・教育関係の出版物制作にかかわる。(有)大枝プロディール代表
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