内容説明
建築家の傑作から素人の手造りまで60軒を収録。
目次
岩の家
環礁の家
浮島の家
宇宙カプセル
サブマリン・ハウス
洋上の家
繭の家
モダン・ゲル
ボトルハウス
岩肌の家〔ほか〕
著者等紹介
黒崎敏[クロサキサトシ]
建築家、一級建築士。1970年石川県金沢市生まれ。1994年明治大学理工学部建築学科卒業後、工業化住宅の新商品企画開発に従事。住宅のマーケティング、企画、設計、開発、広告、ブランディングに携わる。2000年APOLLO一級建築士事務所設立。現在、代表取締役、日本大学理工学部非常勤講師。都市住宅や集合住宅を中心に、別荘、オフィス、ホテルなど大小様々な建築を手掛ける一方で、都市や建築に関する記事を雑誌に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
38
面白い家の写真集。人類最後の数人が余生を送る家、をイメージして眺めた。岩壁と一体化した「岩肌の家」は居心地が良さそう。地中海に臨む「階段屋根の家」は色と形がとても非日常。「粘土細工の家」は手作りのミニチュアにしか見えず、世界一高い木造家屋は戦艦の艦橋みたいでワクワクする。荒野に建つ素朴なもの、小島の隠れ家的なものも素敵だ。特に好きなのは、サイコロが傾いて連結した家や、無数の家が山のように積み上がって出来たもの、鏡を多用した不思議な手触りの家など、幾何学的に幻惑してくる家だった。パラパラ楽しめる一冊。2017/11/09
mura_海竜
33
読友さんレビューで見て、図書館で借りた。いくつかの家については、a+uなどの専門誌でも紹介されている。外観上、可笑しな家を見開き1ページでビジュアル的にまとめている。家なのに内観が少ないのが残念。本格的なデザイン本ではない。気候条件や風土、歴史、宗教、民族が様々、色々な家があって当然だろう。関心したことは自然と対峙している家。アイスランドの氷河の家は大自然のスケール感に圧倒された。2013/07/07
綵(あや)
25
「可笑しなホテル」に続いてシリーズ2冊目。 こちらは建物や立地が風変わりな家の写真を集め、それに建築家がコメントをつけた構成で、掲載軒数が多くさらりと見て楽しめる本になっています。 秀逸なデザインや奇抜なエコハウス、ポツンと一軒家や砂漠の粗末な家、凝りすぎて不人気な集合住宅、自然派・モダン・趣味的など多種多彩。設計や内観など詳細な解説付きの物件もあります。 都心のデザイン住宅は周囲になじまず日本の限界を感じた。 世界一高い木造住宅は独特すぎて近隣からは不評なんだとか。 読了後、改めて写真を堪能しました。2018/08/28
やどかり
21
建築家によって造られた家は、前衛的過ぎて寛げない(笑) スコットランドの藁屋根の家やデンマークの花に覆われた屋根の家など、作られてない伝統的な家がよかったなぁ。間取り好きな私としては、できたら家の中の様子ももっと見たかった。2018/08/29
roomy
19
見ているのは面白いが実際に生活しようと思う家は少なかったな。2015/09/21