夜行観覧車

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575236941
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

父親が被害者で母親が加害者--。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

内容説明

高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

著者等紹介

塩野忠弘[シオノタダヒロ]
1942年生まれ。日本大学理工学部卒。’65年入都、現在東京都都市計画局理事

青山〓[ヤオヤマヤスシ]
1943年生まれ。中央大学法学部卒。’67年入都、東京都政策報道室理事を経て、’99年副知事に就任。著書に「小説後藤新平」「新時代のリーダーシップ」ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

湊かなえ[ミナトカナエ]
1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。2005年第2回BS‐i新人脚本賞で佳作入選。07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し、同短編を収録した『告白』でデビュー。08年週刊文春ミステリーベスト10、09年本屋大賞でそれぞれ第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

548
締めがイマイチだな。キレイ過ぎで湊かなえらしくない。発売以来何度か買おうと手に取ったけれど、買わなくて良かった。2011/05/02

Masako Karasawa

513
いろんな家庭があるなぁーっと思わされる作品!!一見よさそうに見える家庭のにもいろいろな問題があって大変だなぁーって思った☆親を大事にしようと思った(*^_^*)

hiro

506
高級住宅地ひばりヶ丘で起きた家庭内殺人事件の当事者橋本家と、その前の家に住む遠藤家の事件発生当日から4日間の話。まず、『境遇』と同じようにスピン二本が気になったが、遠藤家と橋本家ということなのだろうか。遠藤家と橋本家の章が一章毎交互に進み、最後に嫌われ者さと子がいい人のように見えてもヒトヒネリがあり、結局はバットエンドで終わり、最後まで嫌悪感を楽しむいつもの湊作品だと思っていたので、消化不良の終わり方だった。毒のある作風では『告白』を超えるのは難しいのか。でも、また他の湊作品が読みたくなるのが不思議だ。2012/10/12

ダイ@2019.11.2~一時休止

480
重い話だが読みやすく、さと子の井戸端会議?が微妙なアクセントになっている。2013/08/18

抹茶モナカ

417
一つの事件を視点を変えながら、何故、そんな事件が起きたのか、綴られて行く。エリート医師の夫を殺害した妻の心理、家族の絆。傾いた地盤を踏ん張りながら、立っていようとする努力。そんな努力をしている現代人の背中を押して、事件に走らせることは、ほんの些細な何かだ、と本書は語る。2014/01/25

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