PHP新書
身もフタもない日本文学史

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  • サイズ B40判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569709833
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0291

内容説明

日本人がエッセイを書く時、女は清少納言に、男は兼好になる。「枕草子」のように自らのセンスを誇り、「徒然草」のように世の中を叱って己を自慢するのだ。伝統の力の、何と偉大なことよ!希代のパスティーシュ作家が、現代まで連なる日本文学の伝統と、名作の凄さやつまらなさをざっくばらんに語る。「源氏物語」の世界文学史上稀な文体はなぜ生まれたのか。なぜ芭蕉は田舎の悪口を書くのか。なぜ漱石の小説は現代人が読んでもスラスラ読めるのか…。日本文学史の「背骨」をわし掴みにする快作。

目次

雑談1 「源氏物語」のどこが奇跡か
雑談2 短歌のやりとりはメールである
雑談3 エッセイは自慢話だ
雑談4 「平家物語」と「太平記」
雑談5 紀行文学は悪口文学
雑談6 西鶴と近松―大衆文学の誕生
雑談7 「浮世風呂」はケータイ小説?
雑談8 漱石の文章は英語力のたまもの
雑談9 みんな自分にしか興味がない
雑談10 エンターテインメントも文学の華

著者等紹介

清水義範[シミズヨシノリ]
1947年生まれ。愛知教育大学卒業。パスティーシュの手法を用いて話題になる。88年『国語入試問題必勝法』(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

日本文学はパロディと悪口と自慢話なのか!?

徒然草、枕草子などエッセイは自慢話、紀行文学は悪口文学、近代文学者は自分にしか興味が無い……。日本文学の「背骨」を雑談風に語る。

日本人がエッセイを書く時、女は清少納言に、男は兼好になる。「枕草子」のように自らのセンスを誇り、「徒然草」のように世の中を叱って己を自慢するのだ。伝統の力の、何と偉大なことよ!

▼希代(きたい)のパスティーシュ作家が、現代まで連なる日本文学の伝統と、名作の凄さやつまらなさをざっくばらんに語る。日本文学史の「背骨」をわし掴みにする快作!

▼<本書の「雑談」の一部>

▼◎「源氏物語」の世界文学史上稀な文体はなぜ生まれたのか ◎短歌のやりとりはメールである ◎なぜ芭蕉は田舎の悪口を書くのか ◎大衆文学の誕生――西鶴と近松 ◎「浮世風呂」はケータイ小説? ◎なぜ漱石の小説は現代人が読んでもスラスラ読めるのか ◎近代文学者は自分にしか興味がない ◎江戸川乱歩の苦悩、福島正実のこだわり

●雑談1 「源氏物語」のどこが奇跡か 
●雑談2 短歌のやりとりはメールである 
●雑談3 エッセイは自慢話だ 
●雑談4 「平家物語」と「太平記」 
●雑談5 紀行文学は悪口文学 
●雑談6 西鶴と近松 ――大衆文学の誕生 
●雑談7 「浮世風呂」はケータイ小説? 
●雑談8 漱石の文章は英語力のたまもの 
●雑談9 みんな自分にしか興味がない 
●雑談10 エンターテインメントも文学の華