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出版社内容情報
旧約聖書に登場する、天まで届く「バベルの塔」。もしもその中に高校があったとしたら……? そんなifの世界を描いた学園ラブコメ!
【著者紹介】
ゲームデザイナー、株式会社クリム社長
内容説明
俺は天使のレミエル。天使といえば聞こえはいいが、ようするに天界の雑用係だ。今日も位の高い天使からムチャぶりを押しつけられた。「バベルの塔がもうすぐ崩壊し、世界は混乱に陥る。おまえは、神が温情の余地として残した『希望の子』を悪の手から守れ!その子が混乱した世界を救うだろう」こうしてバベルの塔へと向かった俺を待っていたのは、予想をはるかに凌ぐ困難な任務だった。なぜなら希望の子…アップル・りんこはHPが「1」しかない、超虚弱体質の少女だったのだ―。
著者等紹介
竹安佐和記[タケヤスサワキ]
『エルシャダイ』『デビル メイ フライ』など数多くのヒット作品を手がけてきたゲームデザイナー。株式会社クリム代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
胡瑯
5
竹安さんの神話構想が気になって購入したものの、積読になっていた一冊。ラノベらしくさくさく読める。AMONやミカエルが出てきたときはニヤニヤしました。ただ最後はうまくレミ君とくっついてほしかったな~~。りんこ…。2016/11/12
アユム
3
エルシャダイから竹安先生の関わった書籍を追いかけてきた流れで購入。天界の価値観や天使の能力・設定・倫理観が前作ギデオン、アモンよりも詳細に描かれていました。ライターさんが変わった事で文体もだいぶ変わり、心情が読みやすかったです。挿絵は気合の入れ方にバラつきあり、という印象…。レミエル君は実直で好感が持てる主人公で、りんこちゃんも素朴に健気にきちんと救世主してました。2011/10/15
さぼてん
3
ゲームの流れで読んでみる。読みやすくて思ったより面白かった。まったりした学園生活と終盤のギャップが印象的。2011/11/03
ふじゅ
3
面白かったけどなんとなく違和感……。もし児童書とかで出てたら別に違和感なんて感じなかったんじゃないだろうかと思った。エルシャダイのPVを見たときにも思ったけど、神話の時代から遠い未来に生まれるものを天使が愛用してる姿を見るのはおもしろいなあ。2011/10/15
ミケ
2
買ったはいいけど積んでた。面白かった。ラストが神様っぽいな、という印象。幸せになった2人を見たかった。