国防の論点―日本人が知らない本当の国家危機

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569659558
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0030

内容説明

米軍再編の狙いとは?日米同盟は磐石なのか?東アジア危機はどうなる?「安全保障のプロ」3人が真相を語る。

目次

第1部 いま、なぜ米軍再編か(アメリカの一極支配はどう変化していくか;台頭する中国、不安定化するアジア;アメリカも二者択一を迫られている ほか)
第2部 在日米軍・基地はどうなるのか(結局、日米のどちらが得をしたのか;ランド研究所報告が示していた再編の姿;基盤的防衛力整備構想の転換へ ほか)
第3部 米軍再編で日米同盟や日本の防衛力はどうなる?(いまアメリカ国防総省が関心を寄せていること;日米関係は“大人の関係”になれるか;集団的自衛権問題―アメリカの見方とは ほか)

著者等紹介

森本敏[モリモトサトシ]
1941年、東京都生まれ。防衛大学卒業後、防衛庁入庁。1979年に外務省に入省し、在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長などを歴任。1992年より野村総合研究所主任研究員。現在、拓殖大学大学院教授兼海外事情研究所所長。専門は安全保障、軍備管理、国際政治。2005年、第20回「正論」大賞受賞

石破茂[イシバシゲル]
1957年生まれ。鳥取県八頭郡郡家町出身。慶應義塾大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。1986年、29歳で衆議院議員初当選、以来6選。衆議院運輸常任委員長、農林水産総括政務次官、防衛庁副長官などを歴任し、2002年~2004年、防衛庁長官を務める。自民党国防部会・防衛政策検討小委員会委員長

長島昭久[ナガシマアキヒサ]
1962年、神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了(憲法学専攻)。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修士課程修了(国際関係論、国際経済論専攻)。米国留学中に第3回読売論壇新人賞最優秀賞受賞。米外交問題評議会上席研究員、東京財団主任研究員などを経て、2003年に東京21区から衆議院に初当選し、現在2期目。以来、民主党「次の内閣」防衛庁長官、衆議院安全保障委員会筆頭理事、外務委員会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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トラビス

2
後半の沖縄米軍基地の再編についての議論は興味深い。普天間と嘉手納が統合できない理由や辺野古のⅤ字滑走路計画にオスプレイ配備が念頭にあったことなど。長島氏は民主党の中では浮いているんだろうな。党でくすぶるのならNSCに入ってくれたほうが国益にかなうのではないだろうか 森本先生の発言「日本は、本当に有事に戦争もできない国ですね。法律によって滅びてしまう。」はホントそのとおりだと思う。2014/07/28

K_1

0
森本敏、石破茂、長島昭久お三方の対談集。主に日米同盟・米軍再編・基地問題を中心に全体的な国防に関する話が交わされる。僕は国防についてほとんど全く知らないので大変勉強になった。国民の一部を除き、僕のみならず日本全体が平和ボケしているように感じた。日本の国防はどうなっているのだろう?これからどうなるのだろう?と思われる方はこの本を読まれることをお勧めする。2012/05/08

わたがしはかせ

0
★★★☆☆ 8月から国防系3冊目。だいぶ繰り返しの情報が増えてきた。この本は対話形式なので読みやすいが、文章のまとまり的には石破さんの「国防」のほうが断然いい。2011/08/29

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