PHP新書<br> 陰陽道とは何か―日本史を呪縛する神秘の原理

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陰陽道とは何か―日本史を呪縛する神秘の原理

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569647647
  • NDC分類 148.4
  • Cコード C0214

出版社内容情報

安倍晴明の謎をひもとき陰陽道の全貌を明かす。

陰陽師・安倍晴明の伝説はどこまで真実なのか。呪術、暦学、風水などの原理をひもとき陰陽道の全貌を明かす。日本文化の深層がわかる!

平安時代の陰陽師・安倍晴明にまつわる伝説は尽きない。しかし、その大本である陰陽道について、現代人はどれほど知っているだろうか。

▼中国伝来の道教(陰陽五行説)と日本固有の古神道が融合して、さらに密教や修験道もとり入れて日本独自の生成発展を遂げた陰陽道。千五百年にわたり、わが国の政治、宗教、文化に多大な影響をもたらしてきた。

▼たとえば、十二支、十干(甲乙丙など)、鬼門、占い、御陵信仰をはじめ、天皇家のさまざまな行事の由来が、じつは陰陽道に基づいていることが多い。その技術や知識は、天文学、地理地勢学、暦学、栄養学など幅広い。また、近年の風水や占いブームとも密接に関わっている。なぜ、天災を予言できるというのか? 果たしてその実相は、科学か、オカルトか?

▼本書では、まず、陰陽師の役割について説明し、聖典、聖地聖跡、祭儀、呪術、鑑定実践などの基本知識を解説する。陰陽道の原理をひもとく、はじめての入門書である。

●第1章 陰陽師――【人】 
●第2章 原理――【思想】 
●第3章 聖地・霊跡――【施設】 
●第4章 祭儀――【儀式・制度】 
●第5章 聖典――【経典】 
●第6章 呪術――【技法】 
●第7章 鑑定実践――【占】

内容説明

陰陽師・安倍晴明にまつわる伝説は尽きない。しかし、その大本である陰陽道について、現代人はどれほど知っているだろうか。中国伝来の道教と日本の古神道、さらに密教や修験道が融合して発展を遂げた陰陽道。千五百年にわたり、わが国の政治、宗教、文化に多大な影響をもたらしてきた。その技術や知識は、天文学、地勢学、暦学、栄養学など幅広い。また、近年の風水や占いブームとも密接に関わっているのだ。果たしてその実相は、科学か、オカルトか?陰陽道の原理をひもとく、はじめての入門書。

目次

第1章 陰陽師―「人」
第2章 原理―「思想」
第3章 聖地・霊跡―「施設」
第4章 祭儀―「儀式・制度」
第5章 聖典―「経典」
第6章 呪術―「技法」
第7章 鑑定実践―「占」

著者等紹介

戸矢学[トヤマナブ]
1953年、埼玉県生まれ。神道家。埼玉県立熊谷高校、國學院大学文学部神道学科卒業。広告会社のコピーライターを経て、コーポレート・コミュニケーション・プランナー&経営コンサルタントとしても活躍。様々なジャンルの企業で社外取締役を務めている。また、神社本庁神職明階の資格をもち、延喜式内社・楡山神社の権禰宜でもある。食文化サイト「考えるパン」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

非日常口

11
陰陽道は日本の生んだ思想だということから始まり、私達もタイトルの知ってる文献や有名な童話から陰陽師の片鱗を解説しつつ、陰陽道の主要文献の紹介など多岐にわたる内容は目から鱗が落ちる。その割に、さすがは戸矢学さんで文体はとてもフレンドリー。夏王朝以前の良渚文化や天円地方の思想。僕たちは「地方」と今でも使うがその語源は何か? 家康と江戸の地相や三種の神器と天照/スサノオ/月読の対応など、想像しながらするととてもおもしろい。日本人の日常に寄り添い見え隠れする陰陽思想の戸を叩く人にオススメ。2013/11/27

Yuji Hamano

3
東京がいま東京であるだけの理由が陰陽道を根っこもつ時の権力者の風水からきていたとは、実におもしろい。 日本の習慣に根付いているだけに、こういう形で教えてもらえると教養が増ていると実感できる。2017/04/06

かりあ

3
★★★★☆

k

2
あまり為にはならなかった。2018/04/30

Kohei Takamuko

1
神道者による解説本。「オカルト」側の(本人は科学を標榜しているが)視点からよくまとまっており、神秘的なイメージを持ったまま読み終えることができるだろう2013/06/17

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