百鬼繚乱―新妖怪双紙

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569622125
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0039

出版社内容情報

ほら、あなたのうしろにも妖怪が……!

平成の世に妖怪絵師現わる!? 新鋭の妖怪絵師・東雲騎人が闇の住人を描く! 妖怪に関しての知識は無尽蔵の多田克己氏の論文と対談を楽しめる!

「一つ目小僧」や「ろくろ首」、「人魂」は誰もが一度は聞いたことのある妖怪や怪異の名前。では、「御膳様」や「釣瓶登」、「蟇籠」を知っていますか? 実はこれ、平成の世に生まれた、まだ誰も知らない妖怪たちなのだ。

▼新進気鋭の妖怪絵師・東雲騎人のデビュー作でもある本画集には、聞いたこともない妖怪とおなじみの妖怪が併せて90体、掲載されている。そのどれもに解説がついているが、現代社会を風刺したこれらの妖怪は、必ず身近に存在しているらしい。夜道はもちろん、町の中、電車の中、はては家族の中にまで妖怪たちは入り込んでいるのだ!

▼他に、妖怪のエキスパートで「妖怪馬鹿」を自認する多田克己の論文「妖怪とは何か」や東雲・多田両氏の対談「妖怪談義」まで入った、まさに盛りだくさんの一冊! 妖怪マニアにはたまらない好著。

▼さあ、この本を持って、あなたの身近な妖怪をさがしてみませんか。

[一部]妖怪繚乱 
●幻妖之章 
●夜光之章 
●妖崇之章 
●霊端之章 
●火心之章 
[二部]妖怪夜話 
●妖怪とは何か 
●妖怪に未来はあるか? 
●奇新之章

内容説明

本書は新進気鋭の妖怪絵師・東雲騎人と希代の妖怪馬鹿・多田克己の妖しくも怪しいセッションである。

目次

1部 妖怪繚乱(幻妖之章;夜光之章;妖崇之章;霊瑞之章;火心之章)
2部 妖怪夜話(妖怪とは何か;妖怪対談・妖怪に未来はあるか?;奇新之章)

著者等紹介

多田克己[タダカツミ]
1961年東京都生まれ。世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員。妖怪研究にあけくれて1/4世紀という、筋金入りの妖怪馬鹿

東雲騎人[シノノメキジン]
1976年千葉県生まれ。本名・渋谷陽一
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mareureu

0
気鋭の妖怪絵師と円熟の妖怪研究家のタッグによる一冊。タイトル通り、図鑑パートは数多くの絢爛豪華な妖怪画が配されて圧巻。「丼勘定」「姦し」「腹踊り」といったユーモアあふれるオリジナル妖怪の姿は、一面、現代世相の洒落た諷刺画として見ることも。2015年9月11日、神保町・書泉グランデで開催された東雲先生たちのトークショーでは、気さくな語り口ながら妖怪画への深い造詣と鋭い問題意識に裏打ちされたお話に感銘を受けました。今回ご著書も読んだことで「妖怪画には伝統と様式がある」ことが少しずつわかってきた気がします。2016/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/296510
  • ご注意事項