出版社内容情報
歴代内閣が墨守する憲法解釈の欺瞞をあばく。
内閣法制局が墨守する自衛権解釈はたんなる政治的妥協の産物にすぎない──「平成最大の政治課題」を鋭くえぐった安全保障論の決定版。
政府解釈の欠陥を正す──わが国最大の国防問題を論じた決定版。
▼わが国が「国際法上、保有しているが、憲法上、行使できない」とされる権利、集団的自衛権。
▼この珍妙な政府解釈は、いっさい憲法上の根拠を持たないうえに、国際法の現状とも180度食い違う。
▼なぜ歴代内閣は、この欠陥解釈を墨守しつづけるのか?
▼本書は日米安保条約、70年安保騒動、新防衛ガイドラインをめぐる国会論戦を歴史的に検証するなかで、政府解釈の奥に巣くう「日本的バイアス」を白日のもとに曝す。
▼プロローグ「信じ難い光景」、第1部「日本的バイアスの三位一体」、第2部「集団安全保障と集団的自衛権」、第3部「内閣法制局の不遜」、第4部「憲法上、保有しているのか」、第5部「日米同盟が験されるとき」、エピローグ「騒然たる情景」。
▼国際法学会、マスコミの「バイアス」と連携した内閣法制局の「政治性」が、わが国の防衛政策を歪め、日米同盟を危機に陥れる――。
[プロローグ]信じ難い光景
[1]日本的バイアスの三位一体
[2]集団安全保障と集団的自衛権
[3]内閣法制局の不遜
[4]憲法上、保有しているのか
[5]日米同盟が験されるとき
[エピローグ]騒然たる情景
内容説明
わが国が「国際法上、保有しているが、憲法上、行使できない」とされる権利―集団的自衛権。この珍妙な政府解釈は、いっさい憲法上の根拠を持たないうえに、国際法の現状とも一八〇度食い違う。なぜ歴代内閣は、この欠陥解釈を墨守しつづけるのか?本書は日米安保条約、七〇年安保騒動、新防衛ガイドラインをめぐる国会論戦を歴史的に検証するなかで、政府解釈の奥に巣くう「日本的バイアス」を白日のもとに曝す。内閣法制局の「政治性」が、わが国の防衛政策を歪め、日米同盟を危機に陥れる―。
目次
プロローグ―信じ難い光景
1 日本的バイアスの三位一体
2 集団安全保障と集団的自衛権
3 内閣法制局の不遜
4 憲法上、保有しているのか
5 日米同盟が験されるとき
エピローグ―騒然たる情景
著者等紹介
佐瀬昌盛[サセマサモリ]
昭和9年(1934)大連生れ。東京大学教養学部卒、同大学院(国際関係論専攻)修了。政府交換留学生としてベルリン自由大学に留学したのち、東京大学助手、成蹊大学助教授を経て、防衛大学校教授に就任。平成12年(2000)3月退官。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。専攻・国際政治
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