PHP新書<br> なぜ国家は衰亡するのか

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なぜ国家は衰亡するのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569603117
  • NDC分類 204
  • Cコード C0220

出版社内容情報

  ローマ、イギリス、アメリカなど、世界に覇を唱えた大国はなぜ衰亡したのか。現代日本に潜む危機を「衰亡」という歴史の教訓から学ぶ。  世界に覇を唱えた大国も、いずれは衰退しその主役の座を明け渡していく。この文明の衰亡は必然なのか? 衰退から逃れる道はないのか? 本書ではローマ帝国、ビザンチン帝国、大英帝国、アメリカ、中国そして江戸時代の日本など独自の世界を確立した大国興亡の光景を描き出し、その文明の「衰退の理(ことわり)」を歴史の教訓から導き出す。そして、大国興亡の歴史を読み解くことで、現代日本の行方を洞察していく。 目次より●愚かなるオプティズム ●衰退とは何か ●衰退を考える視点 ●大英帝国衰退の光景 ●ローマの衰退とビザンチンの叡智 ●衰退の行方を決める文明の構造 ●江戸時代の衰退と改革?日本型再生の原点 ●衰退する現代日本……。 人類史上、外敵の侵入で滅んだ文明はない。衰退はその文明の「内なる原因」によってなされたと著者は論じる。 世界史的・文明史的視点から、現代日本の衰退と再生を洞察していく「衰退学」の集大成である。  

内容説明

文明の衰亡は必然なのか?衰退から逃れる道はないのか?本書ではローマ帝国、ビザンチン帝国、大英帝国、アメリカ、中国そして江戸時代の日本など独自の世界を確立した大国の興亡の光景を描き出し、その「文明衰退の理」を歴史の教訓から導き出す。史上、外敵の侵入で滅んだ国はない。衰退はその国の「内なる原因」によってなされたと著者は論ずる。世界史的・文明史的視点から、日本の衰退と再生を洞察する「衰退学」の集大成である。

目次

序章 愚かなるオプティミズム
第1章 衰退とは何か
第2章 衰退を考える視点
第3章 大英帝国衰退の光景
第4章 ローマの衰退とビザンチンの叡智
第5章 衰退の行方を決める文明の構造
第6章 江戸時代の衰退と改革
第7章 衰退する現代日本

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本正行

75
 令和6年の現在からすると、内容は少し古い感じもする。著者の主張する趣旨は、よく理解できる、もともと世界史で世界的超大国になったローマ帝国やイギリス王国がしだいに国家の力を失い、衰退していったことを先例に、いまの日本が、これからどう衰退に対応していくか、ほんとうに衰退していくのか、防ぐとすれば、どう改革していくか、改革しつつあるのか、そういうことも論じられている。それが実行されているかは別として。日本は、たまたま島国、過去二千年の歴史でも、反映したのか衰退したのか定かでない。日本の在り方を考える本である。2024/04/05

さきん

7
衰退にかんする考察は的を得ていると思った。日本人の行動習性を長期間を通して考察するのは、面白かった。各分野の専門家や歴史家から見たら暴論に感じることがあるかもしれない。談話のアドバイザーを務めているそうだが、どのような形で公表されるだろうか?2015/07/10

文章で飯を食う

6
大英帝国やローマ・ビザンチン帝国の例を挙げ、ビザンチンを褒め、ローマやイギリスをけなしている。これは、ただ長らえただけを良しとしているのか?ビザンチン帝国は東ローマ帝国の末裔だが、名ばかりならローマは生きているのだが?基本的な見方も違う。国が滅ぶのは得意技で滅ぶ。日本はリーダが無く、みんなの力で栄えてきたのだ。リーダがいらない時には、栄え、必要な時には衰える国だ。筆者は最後の方で伝統回帰的なことを言っているが、歴史の見方が違う。日本の歴史に足りないものを学び、付け加えることができるかを考えるのだ。2012/09/19

さわ

3
ローマ帝国、ビザンツ帝国、大英帝国など、国家が衰亡することに規則性を見出し、現代日本の政治の退廃、経済の停滞、それに伴う国民の道徳心の欠如に警鐘を鳴らしている。衰退から脱却し、再生するためには、過去に学ぶこと、外国の知識を受容し、日本の伝統的価値観に統合し、強いリーダーシップを発揮することが大事だと書かれている。2016/03/19

Miyashin

3
★★★ 平成10年に書かれた日本の衰退に関する考察本。話しが広がりすぎてあちこととんでいる感じがした。終章の、改革にせよグローバリズムにせよ、日本の哲学や文化文明に沿うものとしなければ、絶対に成功しない。という部分は納得。2016/03/09

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