内容説明
本書は、ライフサイクルの完結にあたる「老年期」に焦点をあてている。まず、老年期の心理(人格、知能)と人間関係の概説を行い、そのあとで心理的サポート、スポーツ、地域社会、退職後、ターミナルケア、性などの人間関係の諸相を詳しく論じていく。老年心理学や発達心理学のテキストとしてだけではなく、高齢者をもつ家族、介護や福祉で高齢者とかかわりのある人々にとっても好個な書である。
目次
第1章 老年期の心理と人間関係
第2章 老年期の心理的サポートと人間関係
第3章 高齢者のスポーツと人間関係
第4章 高齢期の地域社会における人間関係
第5章 退職後の人間関係―性差の視点から
第6章 ターミナルケアと人間関係
第7章 老年期、その生と性
著者等紹介
関〓一[セキシュンイチ]
1953年大阪大学理学部化学科卒業。1956年大阪大学文学部教育学科卒業。1963年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。1975年神戸大学教授。1995年神戸大学名誉教授、神戸国際大学教授。1999年九州ルーテル学院大学教授。2005年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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