内容説明
関西学院大学心理学教室の心理学者を中心にしてまとめられた、大学一般教育用のテキスト・参考書。行動の生理学的基礎、生物学的基礎から説き起こし、学習、動機づけ、情動、知覚、記憶、パーソナリティなど、心理学の基本となる各分野にわたって最新の知見をもりこみながら、扱われていることがらが歴史的流れの中で理解できるよう配慮されている。三訂版では時代の要請に応えて「臨床心理学の基礎」の章を加えたほか、全体を見直し、更なる内容の充実がはかられた。要をえた叙述と精選・工夫された図表が理解を容易にしているほか、各章に設けられた日常的なトピックと、新しい話題を取り上げた「コラム」により、心理学への関心がよりいっそう高められるであろう。
目次
心理学とは
行動の生理的基礎
行動の生物的基礎
学習
動機づけ
欲求不満・ストレス・情動
知覚
記憶と忘却
思考と言語
パーソナリティ
臨床心理学の基礎
著者等紹介
今田寛［イマダヒロシ］
関西学院大学名誉教授文学博士、Ｐｈ．Ｄ．１９６３年米国アイオワ大学大学院卒業。１９６４年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了
宮田洋［ミヤタヨウ］
関西福祉科学大学社会福祉学部教授、関西学院大学名誉教授文学博士。１９５８年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了
賀集寛［カシュウカン］
川崎医療福祉大学医療福祉学部教授、関西学院大学名誉教授文学博士。１９５７年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了
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感想・レビュー
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hiro
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学生時代の一般教養科目の教科書。 心理学という学問への導入として、より専門的な知識への好奇心を書き立てる最適な入門書。2016/04/30
Studies
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心理学について薄く広く触れられている。2012/02/21
Ryosuke Tanaka
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教科書なので当然のことながら読むのにはパワーが要った。心理学について真面目なものを読んだことがなかったが、「名付けに依る説明」を忌避した結果「名付けのための名付け」に終始している部分があったように思うのは僕だけ？2012/09/13
ポポチャン
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心理学を掘り進めていきたい。そういう欲にかられてまず手に取った１冊目。色々な専門用語が飛び交いますが、良書だと思います。新しい教科書の匂いって良いな～2012/04/08
わた
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心理学の入門書的な感じ。ただ、社会心理学も入れてほしいかなと思った。それとコラムはもっと砕いた感じにしてほしかった。2011/10/30
