内容説明
本書は、プラント設計の現場でブラックボックス化されつつある化学工学をある程度透明にすることと実務面で要求される縦糸的な化学装置設計の理解とを目的としている。さらに、装置を発注する生産者側のエンジニアにプラント設計の中身を理解することの必要性を認識してもらうことをも意図している。著者の長年の実務経験と大学での講義経験を生かした内容は他に例をみないもので、大学の3年以上、大学院学生のテキスト・参考書、企業での新入社員教育や初級技術者の教育に最適の書である。
目次
プロジェクト遂行の仕組み
基本計画の考え方
基本設計の進め方
基本設計の実際
プラントコストの仕組み