内容説明
本書は、化学結合と化学異性を述べ、続いて各官能基を中心に解説を進め、化合物の構造・物理的性質・反応機構などを多くの図表とともに平易に解説している。ついでスペクトル分析法を述べ、最後に有機化学の諸原理を生体分子にあてはめて考察している。
目次
1 結合と異性
2 アルカンとシクロアルカン―配座異性および幾何異性
3 アルケンとアルキン
4 芳香族化合物
5 立体異性
6 有機ハロゲン化合物:置換反応と脱離反応
7 アルコール、フェノール、チオール
8 エーテルとエポキシド
9 アルデヒドとケトン
10 カルボン酸とその誘導体
11 アミンとそれに関連した窒素化合物
12 スペクトルと分子構造の決定
13 複素環化合物
14 合成高分子
15 脂質と洗剤
16 炭水化物
17 アミノ酸、ペプチド、タンパク質
18 ヌクレオチドと核酸