内容説明
本書は、多変数の微分・積分についてまとめたテキストである。第1章では、2変数の関数について、極限と連続、偏導関数、高次偏導関数、陰関数、接平面、極大・極小、条件つき極値問題を扱う。第2章では、2重積分とその計算、多重積分、空間図形の体積・曲面積を扱う。基礎教育段階での利用を念頭に、数学的厳密さを追究することは避け、あまり細かい点にこだわらずに微分・積分の考え方を大局的に把握することをねらいとしている。
目次
1 偏微分(2変数の関数;偏導関数;陰関数 ほか)
2 重積分(2重積分;重積分の計算;体積、曲面積)