内容説明
五感に頼ることなく、未知のヴィジョンを脳裏に描く「超能力」。本書は、テレパシーとは区別したうえで、タロット・夢・水晶玉・星・手相…多種多様なメディアを利用した占い術の概説から始め、職業としての透視術を語り、ノストラダムスら歴代の透視術師を紹介してゆく。西洋オカルト学の入門書。
目次
はじめに 透視術の信憑性について
第1章 総論
第2章 テレパシーと心理学の役割
第3章 透視のメディア
第4章 職業としての透視術
第5章 いかさま行為
第6章 社会的な諸事情
第7章 科学的研究
第8章 昔の法律と現行法
第9章 時代の流れに沿って
第10章 有名な透視について
著者等紹介
阿部静子[アベシズコ]
東京大学文学部フランス語フランス文学科卒業。慶応義塾大学文学研究科フランス文学研究科博士課程単位修得満期終了。跡見学園女子大学、慶応義塾大学他講師
笹本孝[ササモトタカシ]
早稲田大学大学院文学研究科仏文学専攻博士課程単位修得満期終了。パリ第三大学へ留学。跡見学園女子大学人文学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。