出版社内容情報
ダンテの生きた時代と彼を取り巻く世界は、彼の作品と深くかかわり、その作品のなかに大きな足跡を残している。本書はこうした視点から、今まで見過ごしにされがちであった政治、経済、哲学、宗教、芸術面における当時の時代状況に光を当て、ダンテの生涯と作品を立体的に浮かび上がらせている。
内容説明
ダンテの生きた時代と彼を取り巻く世界は、彼の作品と深くかかわり、その作品のなかに大きな足跡を残している。本書はこうした視点から、今まで見過ごしにされがちであった政治、経済、哲学、宗教、芸術面における当時の時代状況に光を当て、ダンテの生涯と作品を立体的に浮かび上がらせている。
目次
第1章 時代背景(十三世紀におけるフィレンツェの変遷;激動の教会;知的・芸術的背景)
第2章 生涯(青年期と追放による一大転機(1265年‐1302年)
帝政理念への歩み(1302年‐1313年)
終末論的希望(1313年‐1321年))
第3章 作品(叙情詩人ダンテ;学者にして論客家のダンテ;『神曲』)