サッカーの敵

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560049600
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

出版社内容情報

フーリガンより物騒な奴らがいる! 試合を操る大統領、秘密警察のチーム、クラブに巣食うマフィア、宗教対立するファン、内戦を戦うサポーター等、サッカー・アンダーワールドを暴く。

内容説明

東欧・欧州・アフリカ・南北米、22カ国を徹底取材。サッカーアンダーワールドを暴く驚愕のノンフィクション。

目次

序章 フットボールを追いかけて
第1章 東欧フットボール(フットボール的不満分子―旧東ドイツ;アメリカ人になりたいバルト人たち―リトアニア、ラトヴィア、エストニア;秘密警察長官は左サイドハーフロング―ロシア;ウクライナの支配者たち―ウクライナ)
第2章 欧州フットボール(一匹オオカミのスキンヘッドが国を救う―ハンガリー対スロヴァキア;フットボールは戦争だ!―オランダ対ドイツ;カタルーニャの誇り―スペイン;オールド・ファーム(セルティック対レンジャーズ)―スコットランド
大統領とバッド・ブルー・ボーイズ―クロアチア)
第3章 アフリカ・フットボール(アフリカ・フットボール小史;ロジェ・ミラとビヤ大統領―カメルーン;マンデラの見た夢―南アフリカ)
第4章 南米・北米フットボール(アルヘンティナ、カンピオン!―アルゼンチン;悪党ペレ―ブラジル;ラティーノと新大陸サッカー―アメリカ;1994年アメリカ・ワールドカップにて)

著者等紹介

クーパー,サイモン[Kuper,Simon]
1969年ウガンダ生まれ。サッカー・ジャーナリスト。9カ月で世界22カ国を取材して『サッカーの敵』を書き上げ、「サッカー好きの必読書、サッカー嫌いの必読書」(『タイムズ』)と各紙誌に絶賛され、〈ウィリアム・ヒル・スポーツ・ブック賞〉を受賞。ほかに『ゴールの見えない物語』を編纂

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。英米文学翻訳家。主要訳書にJ・G・バラード『クラッシュ』(ペヨトル工房)、ジョン・スラデック『遊星よりの昆虫軍X』(早川書房)。ジョン・ウォーターズ『悪趣味映画作法』(青土社)。ブライアン・マスターズ『ジェフリー・ダーマー/死体しか愛せなかった男』(原書房)。ルベン・マルティネス『すべてのリズムで踊れ LAラティーノの鳴動』(白水社)。デヴィッド・ブレスキン『インナーヴューズ―映画作家は語る』(大栄出版)。ハロルド・シェクター『オリジナル・サイコ』(早川書房)。共訳書にウィリアム・バロウズ『おかま』(ペヨトル工房)。ウィリアム・バロウズ『ソフト・マシーン』(ペヨトル工房)。主要著書に『世界殺人ツアー』(原書房)。『愛は死より冷たい―映画嫌いのための映画の本』(洋泉社)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
ふむ2024/02/22

宇佐見

2
ワールドサッカーダイジェストで連載しているサイモン・クーパーの若手時代の著書。サッカーという競技を、周囲とは少し異なる角度で見ることができる類まれな能力の片鱗が見られるが、訳が悪いのか、如何せん読みにくい。美しい日本語で、サッカーの裏の世界を覗き見たかった。。★★☆☆☆2022/01/05

湘南☆浪漫【Rain Maker】

1
世界のサッカーシーンの深いところを紹介。 クロアチアのBBBも取り上げられていて興味深かった。 残念だったのはアジアの章がなかったこと。2023/09/14

まゆぼー

1
W杯ロスで寂しい気持ちばかりだったのだが、この本読んだら次のW杯がまた待ち遠しくて、わくわくして、ちょっと元気になった。2014/07/23

taskun

1
イギリス人的皮肉と上から目線とユダヤ人的憎悪が見え隠れしているように思えた。特にドイツに対する書き方やアフリカの章ではそれが顕著。アジアの章がないのがちょっと残念だけど、出版された時期を考えればしょうがないか。フットボールが腐敗や争いそのものである国も多く、スポーツを通じで仲良くしようとかそういう思想は平和ボケした日本の幻想なのかなって凹んだ気持ちにさせられたり。2013/04/21

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