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出版社内容情報
フランスの文学、政治、経済、宗教、教育など多くの領域を研究するとき、その基盤となる基礎知識に欠けていることに私たちは気づく。またフランスを総合的視野のもとに紹介した書物も少ない。本書はそれらフランス研究の基本的知識を、大学生と一般の読者に平易に提供しようとする画期的な著。
目次
地理的環境と自然感
統一と多様性
フランスの政治(戦後とドゴール;保守から革新へ)
フランス人とはなにか
フランスの言語
フランスの宗教
フランスの外国人
フランスの教育(初中等教育;高等教育)
労働と富について
パリの歴史
パリの街を見る
フランス文化の国際性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピエール
2
小林先生には仏語教材でお世話になりましたが、直接教わったことはありません。1991年2月の発刊なので、私が丁度フランスに居た時期の取材らしく、すべて、「確かにその通り!」と叫びたくなるほどフランスのことが適確に書かれている。私が書いても思い出日記にしかならないが、大学の先生が書くと「フランス学」と仕上がるのだから先生と名の付く人は偉い。フランスに少しでも興味のある人は、読むと面白いと思います。フランスにいた当時に日本人が言っていたジョークは「フランスは素晴らしい国だ。これでフランス人が居なければ最高だ!」2015/01/15
takapin
1
フランス学入門とはまさにそのままで。フランスについて広く書かれた本。古い本だが、面白い。2011/05/05