恋するアラブ人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560027721
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0095

内容説明

アラブ人のこだわり。歌手や詩人、権力者からお隣さんまで、アラブ世界の愛すべき「こだわり」人たちを、アナウンサーやNHK講師として活躍の著者が綴る初エッセイ。

目次

アラブ人のこだわり(シェイフ・カラマーニの薔薇;電話、貸します;ビーアな男の優しい一言 ほか)
恋するアラブの男たち(詩に殉じた男;おかしな二人;男の名は「悪を脇に抱えた」 ほか)
アラブは歌う(ウードの家;バグダード;愛を語るイラク人 ほか)

著者等紹介

師岡カリーマ・エルサムニー[モロオカカリーマエルサムニー]
1970年、東京にてエジプト人の父と日本人の母の間に生まれる。カイロ大学政治経済学部卒業後、ロンドン大学で音楽学士を取得。現在、NHKラジオ日本でアラビア語アナウンサーを務めるかたわら、アラブの文学や歴史に関する執筆活動も行なっている。独協大学講師、NHKテレビ講座「アラビア語会話」講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

6
エジプト人文学者の父と日本人の母を持つ女流エッセイストによる、アラブ人に関するもろもろを綴ったエッセイ。砂漠の遊牧民だったことを誇りにし、詩と音楽を愛し、ジョークと木陰の涼しさをこよなく好むアラブ人。アラブというと石油成金や原理主義、宗派間対立といった話題が(多分にイスラームとごっちゃになりながら)つきまとうけれど、本書はそんな負のイメージを振り払い、アラブをより身近に感じさせてくれる。ここ数年でアラブ世界は激変したけど、今の著者の目にはどう映っているのだろう。2012/06/10

AKIKO-WILL

5
エジプト人の父と日本人の母を持つ著者がエジプトで幼少時代を過ごしたの日々やアラブ人の人達やアラブの文化、芸術など書いてあるエッセイです。NHKテレビ講座「アラビア語講座」で優しく教えてくれる彼女は、とても美しいのですが、この本を読み、あまり興味がなかったアラビア語やアラブ人について色々知れました!アラブの有名な詩人や音楽家など出て来ますが、全く分からないので機会があれば読んだり、聞いたりしてみたいです。2013/11/09

takao

3
ふむ2024/01/12

Ryo Sogawa

2
アラブ世界の文化について、日本人とエジプト人の両親を持つ作者が紹介している。詩についての内容が多い。恐らく、アラビア語だと美しい抑揚で読まれるのだと思うが、日本語ではその美しさを理解できないのが少し残念。2018/02/28

榊原 香織

1
アラブは詩の国2020/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/48030
  • ご注意事項