内容説明
国民が求めている牛肉を、国民が納得してくれる価格で供給していくためには、これから、どのような種類の肉用牛を、どのような技術で飼養していけばよいのであろうか。また、それを担う肉用牛経営は、どのようなものであるべきか。本書のねらいは、この肉用牛経営の今後のあり方を、それをとりまく社会的経済的諸条件のあり方やそこで導入可能な飼養技術のあり方とともに、積極的かつ具体的に示そうとするところにある。
目次
第1部 わが国肉用牛経営の課題(肉用牛経営の問題点と関連政策;肉用牛技術の現状と方向;和牛繁殖経営の発展方向;肉用牛肥育経営の発展方向;肉用牛経営の展開と系統農協)
第2部 海外における肉用牛経営(アメリカにおける肉用牛の飼養と経営;オーストラリアにおける肉用牛の飼養と経営;フランスにおける肉用牛経営;西ドイツにおける肉用牛の飼養と経営;イギリスにおける肉用牛経営)
第3部 (座談会)これからの肉用牛経営