出版社内容情報
”耕して天に至る”瀬戸内の島の味の基本はひしお味噌、広島湾のかきには「いろは48種」の料理。備北山地では日本海のわにが、芸北山間では石州からの魚が食卓を飾る。
内容説明
魚の宝庫・瀬戸内から雪深い中国山地まで。県内を6地域に区分。それぞれの味を伝える。
目次
瀬戸内沿岸・島しょの食―さつまいも、だしじゃこ、海草を食べて健康に暮らす
広島湾沿岸の食―「海の畑」で守り育てる、かき、のりの味
中部台地の食―米どころに色を添える、なばや山菜の数々
東部高原の食―県内最大の畑地でつくる麦、こんにゃく、たばこ
備北山地の食―日本海のわに、川の魚、山の幸が食をいろどる
芸北山間の食―豪雪の冬を乗りきる、節米と保存食の工夫
安芸門徒の行事と食べもの―親鸞をしのぶ春秋の法要を中心に精進もので膳をととのえる
人の一生と食べもの
広島の食とその背景
広島の食 資料