内容説明
本書は、今や我が国にとって最重要課題となった労働時間問題について、読者にさまざまな角度からの材料を提供し、労働時間短縮を進める上でどのような問題があり、どう対処すべきかを明らかにすることを意図している。このため、労働時間の実態を各種統計資料によりできるだけ詳細にみるとともに、労働時間短縮を経済社会全体の中で考察し、現在の労働時間短縮対策を解説するとともに、これからの課題について展望している。
目次
第1章 進展する労働時間短縮
第2章 労働時間短縮をめぐる意識と課題
第3章 労働時間短縮と日本経済
第4章 年間1,800時間に向けた労働時間短縮の推進と課題
第5章 「ゆとり創造社会」の実現に向けての労働時間短縮対策について