内容説明
本書において試みようとするのは、日本人が異文化間コミュニケーションの問題に対していかなる視角からアプローチしていくべきなのかを明確にし、考え方の方向性を示唆することである。そのためには、日本にとって異文化社会として最も重要なアメリカと中国とを取り上げ、日本と両国との間にどういったかたちでコミュニケーションのギャップが生まれ、それがどういった文化的な背景のちがいにもとづくものなのかを明らかにしていきたいと考えている。
目次
第1章 異文化の体験
第2章 異なるルール
第3章 異なる視線
第4章 異なる組織
第5章 オタク国家・日本
第6章 異文化とコミュニケーション