目次
第1章 人の成長と家族―家族をとらえる視点
第2章 結婚―自分たちの家族の形成
第3章 夫婦―この多様な関係
第4章 子どもの誕生―乳児、この不思議な存在
第5章 子どもの成長―自我を育む家族
第6章 家族と社会―学童のいる家族の生活
第7章 家族の絆―思春期と中年期の心理
第8章 世代をつなぐ家族の機能―子に支えられる人生の肯定
著者等紹介
瓜生武[ウリウタケシ]
1931年出生。1956年早稲田大学大学院文学研究科(心理学専攻)修了。1955年東京家庭裁判所家庭裁判所調査官補。1958年家庭裁判所調査官に任官。以後、東京、大阪、横浜、松江、名古屋の各家庭裁判所に勤務。1991年名古屋家庭裁判所首席家庭裁判所調査官を退職。以後、お茶の水女子大学講師、帝京大学非常勤講師、日本犯罪心理学会会長などを経て、現在、昭和女子大学非常勤講師、家庭裁判所調査官研修所臨時講師、財団法人日本調停協会連合会研修委員会委員、社団法人家庭問題情報センター専務理事
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感想・レビュー
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ひろ
1
抜群に面白かった。著者は心理学を専攻した後長年家庭裁判所に勤め、その後も研究者として活躍する在野と学術双方のフィールドでの経験を持つ人で、いちいち描写が生々しい(離婚や思春期の子の問題行動など「昼ドラかよ」と思うような話ばかりでてくる)。載っているデータは新しくても2000年代初頭までなので少々古いが、その意味の解釈はまだまだ有用。「非婚化は進んでいるが仕事や趣味への邁進を理由にした積極的理由ではない(適当な配偶者に巡り会わない、という消極的理由が大多数)」「配偶者がいる>死別する>未婚、の順番で平均余命2016/12/19
一撃
0
結構子供について触れられていたなという印象。文章がやさしく読みやすかった2014/01/27