母を支える娘たち―ナルシシズムとマゾヒズムの対象支配

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535560383
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C1011

内容説明

気鋭の臨床家が学生相談の豊富な体験を基に、母・娘の軸に着目し、独自の心理療法論、現代日本人論を展開する意欲的作品。

目次

第1章 身も蓋もない物語
第2章 母を支える娘たちのモノローグ
第3章 母と娘の物語―その精神分析的考察
第4章 物語の由来についての物語―分析心理学物語
第5章 母と娘の神話、物語―ユングからフェミニズムへ
第6章 ナルシシズムと対象支配
第7章 阿闍世の物語と、少年少女時代と、「気がきくこと」
第8章 「自立」した娘たち
第9章 補遺・「学生相談論」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もふもふ

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興味深く。学生相談の歴史がほの見えた。2016/12/15

happysad

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母子一体感から抜けられない浦島太郎と、身を削り献身する鶴女房。たしかにこれは、典型的なにっぽんのお父さんとお母さんの組み合わせ。その子どもたちの私たちではありますが…あえて「自由」と自分自身に名前を付けて、これからの時代を生きていければいいですね。2012/02/10

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