わたしは家裁調査官

わたしは家裁調査官

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535560338
  • NDC分類 327.4
  • Cコード C1011

内容説明

面接室から聞こえてくる非行少年のつぶやき、家族のため息。報告書からはうかがいしれない無数のやりとりのなかから生まれる人間模様。…調査官がみた「家族の深層」。

目次

第1章 出会い
第2章 自分さがし
第3章 みちびき
第4章 家裁の一日
第5章 親父の合宿

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽけっとももんが

5
この本が書かれてから20年以上。家裁調査官のお仕事はどう変わったのだろう。まだスマホなどない時代の、非行少年(ってもう聞かない)たちと家裁調査官の関わり。「あしたの君へ」で知った「カンポちゃん」もいる。一筋縄ではいかない少年少女とその家族がどこまで変われるのか、なかなか難しいだろうとは思うけれども、いろいろなプログラムもあるようだしそれが機能することを願う。2021/04/27

ミランダ

2
いろいろなタイプの非行少年がでていた。家裁調査官の仕事は、少年が立ち直るために、最も相応しい場所を選び、その機関に託すことのよう。治療じゃなくて、きっかけを与える仕事なんだなーって思った。2014/03/03

RF1

1
良書。お仕事の雰囲気が淡く感じられておもしろい。熱血漢すぎることもなく、だけどあたたかな著者の眼差し。2014/01/20

basco

1
家裁調査官は司法側に重きを置く職業かと思っていたが、それを心に留め境界線に寄り添う精神医療、カウンセラー的職業のようだ。連載作品で随筆調、読みやすい。はっとさせられる表現が結構あり楽しく読めた。1996,NDC 327.42013/05/03

307号室(*^_^*)

0
非行少年と関わる内容。実際に自分の家庭内に起きれば、暗く重たいことだが、調査官が仕事として行った内容を、重たい印象を与えることなく淡々と書いてある。読みやすかった。2013/08/25

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