現代日本のビッグビジネス―企業行動と産業組織

現代日本のビッグビジネス―企業行動と産業組織

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535550353
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C3033

内容説明

本書は2度の石油ショックと80年代後半の円高時を経緯したこの20年余にわたるわが国の巨大企業のビヘイビアについて、価格設定行動と雇用調整、および、多角化行動の三つの側面に焦点を当てた分析を試みたものである。考察を産業組織論あるいは内部組織論の理論的展開を念頭に置きつつ、わが国の企業行動の分析を試みるという形で行った。

目次

1 企業成長の理論と実態(ビッグビジネス分析の視点―企業成長と産業組織;集中論の再検討―シカゴ学派の産業組織論批判;ビッグビジネスの国内的・国際的地位)
2 価格支配と雇用調整(第1次石油ショックと管理価格問題;高位集中産業における協調と対抗―長期動向でみた管理価格;雇用調整と事業所単位の雇用変動)
3 多角化の展開と内部組織(企業の多角化をめぐる論点;企業の多角化と内部組織論;一般集中・市場集中・多角化 ほか)