子どもの治療決定権―ギリック判決とその後

子どもの治療決定権―ギリック判決とその後

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  • サイズ A5変判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535515680
  • NDC分類 498.12

内容説明

子どもの治療を決めるのは、子ども本人か、親か、医師か、あるいは裁判所か?ピル、コンドームの配布から、拒食症、輸血拒否、心臓移植まで、子どもの治療をめぐる紛争の解決策をイギリスの経験から学ぶ。子どもの治療の法律問題を根源的にさかのぼって検討した本書は、医事法、家族法研究者のみならず、子どもの医療に携わる医師、看護師、ソーシャル・ワーカーから、福祉施設、教育関係者にまで示唆を与える。

目次

第1部 未成年者の治療同意権(子どもに対する医療行為と親の同意権―ギリック事件イギリス貴族院判決の紹介;ジョン・ロックの親権論―ギリック事件貴族院判決の淵源と意義を探る;青年期の子どもに対する親権の限界―フランス法における成熟した未成年者への配慮;家族法における子どもの権利)
第2部 未成年者の治療拒否権(医療と子どもの自己決定;イギリス判例にみる未成年者の治療拒否権―ギリック判決の再検討をかねて;未成年者の輸血拒否をめぐるイギリス判例法―E事件判決とギリック能力の関係を中心に;輸血を拒否している少女に対する外科手術―外国判例研究:L事件イギリス高等法院家事部判決;同意を拒否している未成年者に対する心臓移植―外国判例研究:M事件イギリス高等法院家事部判決)
第3部 自己決定と第三者審査(障害新生児の治療をめぐる親と医師の関係―アーサー医師事件の検討;公立学校におけるコンドーム配布の可否―アメリカの2つの判決から;人体実験をめぐる英米思潮の動向;インフォームド・コンセント)

著者紹介

家永登[イエナガノボル]
昭和25(1950)年東京都世田谷区生まれ。昭和49(1974)年東京都立大学法学部卒業。日本評論社編集部を経て、平成元(1989)年専修大学大学院法学研究科修士課程修了。日本女子大学社会福祉学科非常勤講師などを経て、平成6(1994)年北里大学医学部医学原論研究部門専任講師。平成12(2000)年専修大学法学部助教授。平成18(2006)年専修大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)