神戸学院大学経済学研究叢書<br> 消費者の価値意識とマーケティング・コミュニケーション―コーポレート・アイデンティティとコンシューマー・アイデンティティの接点を求めて

神戸学院大学経済学研究叢書
消費者の価値意識とマーケティング・コミュニケーション―コーポレート・アイデンティティとコンシューマー・アイデンティティの接点を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 359p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535059115
  • NDC分類 675
  • Cコード C3334

内容説明

第1部は、経営のなかでのコーポレート・アイデンティティに関連する問題を巾広く取りあげたものであるが、マーケティング・コミュニケーションあるいはコンシューマー・アイデンティティ(著者独自の言葉)との関連に力点を置いている。第2部は、消費者の価値意識やライフ・スタイルなどについてのクロス・カルチュラルな分析とそれらを構成要素とする包括的な消費者の意識構造についての検証で、いずれも実証的研究に拠っている。第3部は、マーケティングにおける広告管理の立場から広告効果モデルと広告効果測定について論じたもので、各種の理論、モデルについてサーベイした後オリジナルな広告効果総合モデルの構築と測度の統一について提起した。

目次

第1部 消費者をベースとしたマーケティングとコーポレート・アイデンティティの諸問題(現代社会における消費者とマーケティング;コンシューマー・アイデンティティと企業行動;コーポレート・アイデンティティと経営・マーケティング;情報化社会における流通システムの変化とコーポレート・アイデンティティ;組織の自己革新とコーポレート・アイデンティティ;コーポレート・イメージとイメージ測定)
第2部 消費者意識の構造分析(カナダ・日本の価値意識とライフ・スタイルの構造比較;消費者意識構造モデルによる総合的分析)
第3部 広告管理と広告のコミュニケーション効果モデル(広告効果階層モデルとDAGMAR;消費者情報処理モデル・態度モデル・低関与学習モデル;モデルの類型化とアフェクト要因を組みいれたモデル;広告効果総合モデルの構築と測度の統一化;広告論における広告批判と反批判の諸側面)