内容説明
こむずかしい理屈は一切なし。肩ヒジの張らない経済入門書。誰もが感じる素朴な疑問に答えつつ、激変する経済の本質に迫っていく。盛り込まれた内容は、身近な話題から基礎的な解説、さらに近未来の予測まで。読むほどに、日本経済の「いま」と「これから」の姿が見えてくる。
目次
１章 サラリーマンのゼイキンは本当に高いのか―財政再建のナカミと新税制のシクミ
２章 なんでこんなに物価が高いの？―景気と物価のシクミを探る
３章 勤勉と努力が評価されなくなるなんて―これからの会社とサラリーマンの関わり方
４章 ３０年後、あなたの会社はどう変わる？―産業構造の転換がもたらすもの
５章 いったいどこにカネが余っている余ったカネはどこへ行く―カネ余りニッポンの実力と今後のゆくえ
６章 金融の自由化でいったい何が起こるのか？―白熱する金融業界のサバイバルゲーム
７章 なぜ東京にばかり人は集まるのか―国際都市東京の悩みと地方経済のゆくえ
８章 日本人は本当に“豊か”になったのか―生活と暮らしから考える日本経済
９章 日本ばかりがなぜたたかれる―経済大国日本が目のカタキにされるワケ
１０章 日本が何をすれば世界中が納得するんだろう―世界経済の動きとニッポンの果たす役割
