内容説明
本書では、京急100年の歴史のなか、現れては消えていった過去の車輌と、500系以降のクロスシート車の変遷とそれを取り巻く状況などを織り混ぜて、今日の2100系に至る歴史を振り返る。
目次
第1章 京浜・湘南時代(京浜創世記の4輪単車;京浜電鉄1号形木造ボギー車;湘南電鉄デ1形と京浜電鉄デ71形)
第2章 行楽輸送時代(京急500系;京急700(1)系/600(2)形
行楽輸送の運転史)
第3章 都市間高速輸送時代(京急2000系;京急600(3)系
京急2100系
2000系以降の運転史)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
0
e142、戦前の京急電鉄って京浜電鉄と湘南電鉄と(主に)二つの会社に別れていたんですが、クロスシートあったの? と思ったんですが昭和7年の時点で一回登場してるのか…、時々語られていた国鉄平行線との競争の関係かもなぁ。ただしその後すぐに消えてしまい、戦後になって特急が仕立てられるまで戻って来なかったって認識でいいのかな。関西の私鉄だと少なくないらしいんですが関東だと有料特急以外では珍しいみたいですね、そういや初めて乗った時にびっくりしたな。基本的に座席だけでなく車両全般、性能というよりは運用寄りの内容かな。2014/05/22