新・日本の経営

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新・日本の経営

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532311889
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

内容説明

高齢化・人口減少といった社会構造の変化に直面しながらも、日本経済は低迷を脱して、本来の活力を取り戻しつつある。それは、多くの企業が“失われた10年”の間に、新しいビジネス環境に適合した「事業の再設計」に成功したからだ。まさに今、日本企業の前には、巨大な可能性が広がっている―。日本的経営論の原点となった名著『日本の経営』の著者で、「終身雇用」という言葉の生みの親であるアベグレンが、日本企業の過去数十年間の歩みを分析するとともに、これから進むべき方向を提言。半世紀におよぶ日本企業研究の集大成として書き下ろされた注目作。

目次

第1章 五十年後の日本的経営
第2章 再設計の十年
第3章 社会の高齢化―日本経済の成長は終わるのか
第4章 日本的経営
第5章 空前の嵐に見舞われた企業財務
第6章 研究開発という必須の課題
第7章 企業統治―アメリカ型か日本型か
第8章 対日直接投資はほんとうに少ないのか
第9章 変化する国際環境

著者等紹介

アベグレン,ジェームス・C.[アベグレン,ジェームスC.][Abegglen,James C.]
1925年生まれ。シカゴ大学在学中に海兵隊に入隊して日本語を学んだのち従軍。終戦後、アメリカ戦略爆撃調査団の一員として初来日。その後シカゴ大学に戻って人類学と臨床心理学の博士号を取得。フォード財団の研究員となり、ハーバード大学でライシャワー教授らに師事したのち55年に再来日。このとき日本各地の工場を訪問し、日本企業の経営を調査した結果をまとめたのが58年に発表された『日本の経営』である。59年に経営コンサルティング業界へ転じ、アーサー・D・リトル、マッキンゼーなどを経て、65年ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の設立に参加。BCGでは主に日本事業を担当し、日本支社初代代表をつとめる。パリ事務所の責任者になって日本を離れた時期もあるが、82年からは日本に住みつづけ、コンサルティング会社を経営するとともに、上智大学で教鞭をとった。97年には日本国籍を取得。東京都在住

山岡洋一[ヤマオカヨウイチ]
翻訳家。1949年生まれ。政治経済分野の翻訳で高い評価を得る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。