出版社内容情報
トヨタの強さは環境の変化に迅速に対応できる柔軟性にある。製造、販売からグループ企業、環境・安全対応まで徹底した聞き取り調査をもとに同社の経営の神髄に迫る。同社を素材に次世代の産業や技術ビジョンも提示。
内容説明
トヨタの強さは環境の変化に迅速に対応できる柔軟性にあった。製造、販売からグループ企業戦略、環境・安全対策まで、綿密な聞き取り調査をもとに日本最強企業の真髄に迫る。文庫版のための補章「いま、改めてトヨタを知るということ」を加筆。
目次
序章 「トヨタの森」のメッセージ
第1章 “系列”の実態―競争と共創のなかで
第2章 改めて問う、トヨタシステムとは何か
第3章 普遍性をもったトヨタシステム
第4章 変化・発展 する人材育成と開発体制
第5章 見えてきた、次世代車のあるべき姿
第6章 トヨタが拓く「交通の未来」
第7章 トヨタと共創する「次世代の日本」
終章 トヨタを知るということ
文庫版のための補章 いま、改めてトヨタを知るということ
著者等紹介
中沢孝夫[ナカザワタカオ]
兵庫県立大学(旧姫路工業大学)環境人間学部教授。経済評論家。1944年群馬県生まれ。郵便局勤務から全逓労組中央本部勤務を経て、93年立教大学法学部を卒業。専門は中小企業論、産業論、地域活性化論など
赤池学[アカイケマナブ]
ユニバーサルデザイン総合研究所所長。1958年生まれ。筑波大学生物学類卒業。循環型社会をキーワードに商品開発を手がける傍ら科学技術分野を中心に幅広い執筆、評論活動をしている
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