内容説明
対テロ戦争ののめり込むアメリカ、じわりと国際社会で存在感を高めつつある中国、その狭間で浮遊する日本―。『日経ビジネス』ＨＰで評判のコラムニストが、政治・経済から文化、現代史まで、地球上の出来事を軽妙な筆さばきで料理する。
目次
１ 砂漠の国で戦争が始まる（開戦迫るバグダッドで株価と地価が上昇した理由；ブッシュ政権のイラク政策を動かしたシンクタンク ほか）
２ 二十年目のグローバリゼーション（ミニ核爆弾いよいよ開発へ？；日米ＩＴ投資には差がなかった ほか）
３ 帰ってきたニッポン？（ある「スピンドクター」の追放；亀井静香氏、外国人記者クラブで失態 ほか）
４ 「ネオコンの親玉」に会った（レバノンのフランス軍楽隊、または十二月八日と岩崎小弥太；来年は「ドル」が焦点 ほか）
著者等紹介
谷口智彦［タニグチトモヒコ］
日経ＢＰ社編集委員室主任編集委員。１９５７年生まれ。８１年東京大学法学部卒、雑誌編集、メーカー勤務を経て８５年１２月、日経ＢＰ入社。日経ビジネスで記者、ロンドン特派員、編集委員など。この間９１年～９２年米プリンストン大学フルブライトフェロー。９９年～２０００年、ロンドン外国プレス協会で初代アジア人会長。２００２年～２００３年上海国際問題研究所研究員。日経ＢＰ社刊行物への執筆のほか英文媒体への寄稿多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
