出版社内容情報
多くの企業が業績を悪化させる中、きわめて高い収益性を誇るホンダ。10年前には不振に喘いでいた同社はどうやって復活したのか。本田宗一郎以来の「DNA」を継承しつつ変革を果たしたホンダの強さと魅力を描く。
内容説明
ホンダ社長就任から3年を迎えた93年、川本信彦は窮地に追い込まれていた。それから約10年、ホンダはトヨタをしのぐ高効率経営の象徴に生まれ変わった。次の世代につなげるべきものはつなげ、壊さねばならないものを壊す。カリスマ創業者なき後の変革への挑戦物語。
目次
第1章 ホンダの「再生の十年」
第2章 反骨の系譜
第3章 世界規模の変革へ
第4章 継承されるホンダ精神
第5章 カリスマたちのDNA継承術
第6章 自動車業界再編成とホンダの将来
著者等紹介
長谷川洋三[ハセガワヨウゾウ]
日本経済新聞社編集局長付編集委員。1943年東京生まれ。67年慶応義塾大学経済学部卒業。日本経済新聞社入社。産業部、外報部記者を経て、82~85年ワルシャワ支局長兼ウィーン支局長。産業部編集委員を経て現職。BSジャパン・メインキャスター、日本大学大学院グローバルビジネス研究科客員教授、学習院大学非常勤講師
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