日経ビジネス人文庫<br> コア・コンピタンス経営―未来への競争戦略

日経ビジネス人文庫
コア・コンピタンス経営―未来への競争戦略

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532190316
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0134

出版社内容情報

リストラやリエンジニアリングでは、21世紀の競争に勝ち残れない。10年後の顧客や業界の姿をイメージし、自社ならではの「中核企業力」(コア・コンピタンス)を強化して未来市場の主導権を握れ!日米で話題を独占したベストセラー、待望の文庫化。

内容説明

リストラやリエンジニアリングでは、21世紀の競争に勝ち残れない。10年後の顧客や業界の姿をイメージし、自社ならではの「中核企業力」(コア・コンピタンス)を強化して未来市場の主導権を握れ!日米で話題を独占したベストセラー、待望の文庫化。

目次

第1章 悪循環からの脱却
第2章 未来のための競争
第3章 過去を忘れる
第4章 産業の未来をイメージする競争
第5章 戦略設計図を描く
第6章 ストレッチ戦略
第7章 レバレッジ戦略
第8章 未来への構想を有利に展開する競争
第9章 未来への扉を開く
第10章 コア・コンピタンスを展望する
第11章 確実に競争に勝つために
第12章 考え方を変える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

87
むかしハードカバーで出版された当時に読んで印象が強かったので、再度文庫版で読みなおしました。日本の企業が引き合いに出されていますが、ソニー、ホンダ、シャープなどがありますがその後の状況を見ても一長一短です。その当時は良くてもその後の在り方を考えると企業の価値というものはかなり異なってくるということで、これもコア・コンピタンスをどのように継続させていくかが課題なのでしょう。2016/07/22

ヤギ郎

15
ちょっと内容の難易度が高い、経営学についての一冊。会社を経営する立場にいる管理職の人は興味を持って読めるだろう。GoogleやFacebookが世界を席巻前、日系企業がアメリカ企業と真っ向勝負をしていた時代に書かれている。(初出1995年。)コア・コンピタンスとは「顧客に対して、他社には真似のできない自社ならではの価値を提供する、企業の中核的な力」(12)と説明されている。ポイントは未来を見据えた経営計画の策定と、悪循環からの離脱である。20世紀から21世紀へ移り変わった時の経営といえるだろうか。2021/01/07

Kiyoshi Utsugi

15
原題は「Competing for the Future」で、1994年に米国で出版されたものの日本語訳です。 出版されてから20年以上経った今初めて読んでいます。😅 ホンダ、NEC、シャープ(液晶ディスプレイがコア技術なので分かりやすい)、富士通など日本の企業の名前がよく出てくるので、親近感がわきますね。 未来の競争手勝ち残るためには、自社ならではの中核企業力(コア・コンピタンス)を強化して、未来市場の主導権を握ることが重要であるというのが、著者等の主張です。2020/01/14

Kazehikanai

12
企業の未来の作り方は、競争優位をいかに作るかという、当たり前の結論になるが、本書の当時の事例は、企業としての評価は変わっていても、今も説得力がある。コア・コンピタンスという考え方の実践は、今も簡単ではないが、経営にあたる、アティテュードの問題だ。さて、当然ながら、わが我が社のことを考える。いいところもある。悪い事例通りだというところもある。本書を読んでわかったのは、本書が良書であるということと、簡単ではないということ。2021/10/31

aponchan

7
読み応えのある良書と思いました。 1980年代、90年代に世界市場で日本企業はなぜ躍進したのか、比較して資本規模を含め力の差が柔然は歴然としていたアメリカを中心とした企業はなぜ負けたり衰退したのか等々を事例を交えながら解説し、見えない未来を創造する企業が発展することを論理的に解説しています。 内容は難しいので再読が必要と感じましたが、出てくる事例企業がほぼ一貫し、繰り返し角度を変えながら説明されているので、読み易く理解し易いと感じました。2018/05/09

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